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父自慢の紫陽花2

紫陽花の花色が変化する原理は、はっきりいうと完全には解明されていないようです。ただ、土の成分に含まれる金属イオンの「アルミニウム」と花の色素である「アントシアニン」が結合することで、花色が青く変化するということだけが分かっているそうです。 そして、この「アルミニウム」をより多く吸い上げるために関係してくるのが、土壌の「ph」です。土壌が「酸性」だと、根から吸収できるアルミニウムが多いため、紫陽花は青色に変化します。 それとは逆に、土が「アルカリ性」だと、根から吸収できるアルミニウムが少ないため、紫陽花は赤系の花のままです。紫陽花が根から吸収するアルミニウムの量は、個体によって違います。ですから、同じ土壌に咲いている紫陽花でも赤系と青系の紫陽花が混じって咲いていることもあります。

昨年亡くなった母は紫色が大好きでした。戒名は『宝誠院紫好香淳大姉位』です。太陽ビルの紫陽花は今が満開です。鮮やかな青色の中に紫色の紫陽花があります。母も喜んでいることでしょう。

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