テーマ: マネジメント全般, 人財開発(HRD)

財務諸表を簡単に理解するために!!

今日は、先日受講した財務3表(B/S、P/L、C/F)を理解するセミナーから自分なりの財務諸表の学習を簡単にするためのコツをコラムしたいと思います。経営やマネジメントの基本として押さえるためのものとしてです。

私は、これまでに税理士、公認会計士の方が講師をする財務のセミナーを受講してきました。B/SとP/Lの基本構造にはじまりC/Fや株主資本変動計算書などを理解するものです。その受講した感想は「本当に難しい(笑)」というものでした。とにかく財務の用語になれるまでに時間がかかるし、数字だけを眺めているとわけがわからなくなるからです。加えて、財務分析の安全性、収益性、○○率、なんとか比率だとか、その学習をさせるための計算スピードになかなかついていけずに苦労しました。またなかなか理解できない自分に自尊心まで傷ついてました(笑)

財務のセミナーを受講しようと思ったきっかけは、AMWで実施している経営シミュレーションをより良い内容にするためでしたが、途中で挫折しかけました。しかしお客さんと実際にプログラムを実施していくにはどうしても外せない内容であり、とにかく勉強に勉強を重ねていました。

今回参加したセミナーは、1日でしたが國貞克則さんが講師をされているもので、私には非常にしっくりくる内容でした。まず「自分は税理士でも公認会計士でもなく経理での仕事もしていないので、財務諸表を素人として学んだ苦労と経験に基づいて講義をしている」という自己紹介に共感を覚えました。またその中で「やっぱり財務諸表は図解で理解する方が良い」ということを力説され、後半は図解されたB/SとP/Lを見ていく内容でした、確かに自分の理解も進んだので非常に分かりやすい内容と思いました。

これが一番理解しやすい秘訣ではないかなと思いました。B/SとP/Lの基本構造を理解した上ですが、やっぱり図解が一番理解しやすという結論に至りました。

数字だけでは理解できないことも図解されると理解が促進するという方は多いのではないでしょうか。その一例が次のような図解です。

BSとPLを図解で理解する

比例縮尺図とか財務諸表の作図とか財務の本にはよく書いてある内容です。しかし本を読むより自分で作成したりその図解を用いて教わるのは非常に分かりやすいと思います。私も一番理解しやすかったです。

あとは図解、作図を簡単にできないかという問題がありましたが、今の世の中は本当に便利で、簡単に作成するソフトを発見しました。フリーのソフトで使用制限はありますが、理解をするためには非常に良いかと思います。(ご興味ある方はご連絡ください)

私なりの財務諸表を理解するコツは、やっぱり自分で書いて計算して構造を理解することがスタートですが、それ以上に図解で理解するのが良いと感じました。

Share

コラムに対するコメントなど何なりとお寄せ下さい。

コメントはこちらから
日本全国対応。お気軽にお問い合わせください。03-5609-2944
仲間募集(随時採用)
プライバシーマーク