最近ハマったDVD「アキラ」と「あきら」
最近ハマったDVDを紹介します。TUTAYAでうろうろしていたときに発見した最近のドラマです。
池井戸潤が原作、バブル時代の銀行についてのヒューマンドラマで「アキラ」と「あきら」というDVDです。
主演が向井理と斉藤工なので女子受けする内容と思いきやけっこう描写やディティールの細かいところに拘っているところが面白くて見入ってしまいました。
ストーリーとしては、産業中央銀行に入行した2人が融資担当になって中小企業から大企業の融資についていろんな人間関係の中で展開されていくものです。融資をやめるとき、融資して経営者を救うときなどです。融資の稟議を上げる書類や担保・保証・裸与信とか、けっこう金融用語が飛び交っています。
コンサルタントとして今ある金融機関で事業性融資増加の仕事をしています。そこでは融資案件会議にも参加しています。必要な資金使途は、運転資金か設備資金か肩代わり資金か、返済財源はP/Lの減価償却費と当期純利益はいくらか、B/S資産の資金化による返済、在庫や固定資産はどのくらいかなどなど。私たちが行う企業向けの財務の研修とは違った金融の立場からの財務の話はまた内容が異なり、そうした仕事がDVDを見るときに金融知識がある程度身についていると実感させてくれました。
金融関係の人は見ているかもしれませんが。普通にドラマとしても面白いので興味あったら観てください。
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