京都love♡
久しぶりの京都訪問。
記憶の中では、ずーっと工事中で覆われていた西本願寺が
ピカピカになっていて、びっくりしました。
調べてみたところ、本願寺の平成の大修復は親鸞上人の750回忌の事業として
平成10年から平成20年に行われたものだったようです。
東京で育った私にとって
京都は憧れの地です。
尊敬する清少納言も宗祇も心敬も世阿弥も利休も
みんな京都で学び、仕事をしました。
京都には御所があり、
人が集まり、
技が磨かれ、
美が生まれ、
丁寧な職人の仕事があり、
時代時代の新しい価値が生み出された場所です。
それが、脈々とつながり、
現代日本の産業や技術のベースになり、
また都市のシステムやかたちの土台となっているのだと思います。
京都の路地には、きれいなディスプレイや、
美味しそうなお店がたくさんあり、
どこまでもどこまでも歩いていきたくなります。
宮本武蔵や新選組にまつわる取材で1日4万歩、
歩き回ったことが思い出されます。
現代のごくごく普通の住宅街や交差点に、
いろいろな時代のたくさんの歴史の物語=人の物語が
秘められていることが、とても不思議でおもしろいところです。
平安時代と幕末のお話が共に在る不思議です。
早朝の京都御所に行きました。
初夏の緑がみずみずしく静謐な空間は本当にすばらしかった。
華美な装飾や観光施設はないけれど、
美しく清められ、静かで緑豊かに開放的な空間は、
平和の象徴であり、
日本人が大切にしているものが伝わってくる場だと
改めて感じました。
帰りに京都三名水の染井でお水を頂き、
鴨川を歩き、最高の早朝散歩でした。
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