ゴールデン街 琥珀（東京都新宿区）

美味しいコラム第10弾記念号は、新宿ゴールデン街にある素敵な《ゆうママ》のお店「琥珀」をご紹介します。( 写真「ゴールデン街」)

皆さんはゴールデン街をご存知ですか？
独自性や魅力溢れる店舗が数多と軒を連ね、今は外国人観光客がたくさんカメラを持って闊歩しています。
ゴールデン街は第二次世界大戦以来、けっして開発事業を受け入れず、ミステリアスな雰囲気を残しながら、 ミュージシャン、映画関係者、アーティストや酒好きを魅了しています。
３坪程度の小さな店の中で喧々諤々やっています。

昭和51年頃、作家の佐木隆三が直木賞、中上健次が芥川賞の受賞者に決定し、この2人がゴールデン街の常連だったためマスコミに頻繁に取り上げられ、ゴールデン街は一躍脚光を浴びたようです。
同時にゴールデン街は文化人が集う場所として強く印象付けられて行きました。

現在は約300の店舗が軒を連ねています。その古い建物にはそれぞれのドラマがあり人間関係があります。
異空間にいるような気分にさせる不思議な街。昭和から変わらない木造建築の建物の中で、新たなエピソードを刻み続けています。
これからもどんどん進化し続け、新たな歴史を刻み続けることでしょう。

さて、そのゴールデン街に３年前に開店した「琥珀」( 写真「 琥珀」)は、ゆうママもスタッフ女子もみんな 花嫁修業済！！

だからお通しの料理も絶品！！（写真「お通し」）

修行済なので、おもてなし も絶品というお店です。ママは若い？のに梅干しなど漬物を美味しく漬けています。特にらっきょうは鳥取産を50〜60kgも仕入れて漬け込みます。塩味、酢味、味噌味などのバリエーションがあります。
私が行った日はフランス人のお客様が恐る恐る口に入れたら「セ ボン」(C’est bon)」と絶賛していました。( 写真「梅干し・らっきょうの瓶」)

お店は非常に入り組んだところにありますので頑張って探し出して下さい。目印はゆうママのデザインの可愛い？猫？のマークです。(写真「猫の看板」) 私にはSMAＰの草薙君バリの絵に見えますが、本人は自画自賛しています。

博多育ちの美人で気立ての良い大きな夢・ロマンを描いている素敵なゆうママに会いに行って見てください。

お店情報
ゴールデン街 琥珀
東京都新宿区歌舞伎町1丁目1番6号 ５番街
カウンターのみ 10席 ( 横塚の紹介とお伝え下さい)
TEL 03-3209-3655
定休日 ／ 年中無休 ( 年始のみ休業)
営業時間 ／ 19:00~5:00