タイムマネジメントにおける能率
タイムマネジメントをしていくことは、ビジネスパーソンにとって重要なことであるというコラムをUPしてきました。
労働時間の実態調査や陥りがちな傾向などです。
またアイゼンハワーマトリクスでは、「重要ではあるが緊急ではない仕事にいかに取り組むかが肝」ということでした。
今回は、その重要な仕事をいつすればいいのか、どのくらい集中できるのかという自分の時間の使い方における能率、集中力についてコラムしてみたいと思います。
①人の能率はいつ高まるか? 重要な仕事をいつすればいいのか? 答えは午前中です。
人には能率曲線があり、それによると午前10時の前後2時間くらいが最も能率が高く、この時間に重要な仕事に取り組むべきだし、効果的です。
タイムマネジメントの中では、この重要な仕事に取り組む時間をプライムタイムと呼んでいます。
プライムタイムとは、自分自身が計画した重要な仕事を処理するために、前もって確保する時間のことを言います。できるなら午前中は自分の重要な仕事に取り組むことが能率が高いということですね。
皆さんはいかがでしょうか?
大事な会議などは午前中に多いかもしれませんが、自分のミッションを果たすためにいろいろ考えたり、資料を作ったりはやはり午前中がいいと思います。
②人の集中力はどのくらい続く? 答えは15分、45分、90分と言われています。
そのため、「15 : 45: 90 」の法則とも言われています。どんなに頑張っても1時間30分が集中力の限界ということですね。小学校から始まり、中学高校大学の授業時間もこのような背景から設定されていると考えられます。仕事においては、15分が一つの単位として考えるとよさそうです。
確かに私もコンサルティングや研修プログラムを実施しているときに、1時間30分以上も続けていると参加者の皆さんは集中力が続くなると実感します。適度な休憩を取り進めていくことが集中力の持続になるわけですね。
一方で、管理職になると、平均15分に1回仕事が中断し、もとの仕事に集中するまでに5分以上もかかるという調査もあるようです。そういう意味では、上になればなるほど自分の時間の使い方をコントロールする術が必要となります。そして自分の部下の労働時間もマネジメントしなければなりません。
ビジネスにおいては、タイムマネジメント抜きに考えることができなくなりました。日々の仕事においてタイムマネジメントできるようにお手伝いしていきたいと思います。
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